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チェコのフライから完全新金型商品の登場です。

MB-411はフランスのマルセル・ベッソンが、フランス海軍潜水艦スルクフに搭載する目的で開発した水上観測機です。

175馬力のサルムソン空冷エンジンを搭載した本機は、機体の分解/組み立てが迅速にできるよう設計されていました。
試作1号機は1935年6月に初飛行し、同年にスルクフに搭載されカリブ海に派遣されました。翌年フランスに戻ったスルクフは試作2号機が搭載されました。

試作2号機を搭載したスルクフは1940年6月ブレストからの脱出に成功するとイギリスのプリマスに到着し、試作2号機を降ろして連合軍に貢献するためにカリブ海に派遣されました。
イギリスに残された試作2号機はイギリス軍に「ぺトレル」(ミズナギドり)と命名され、イギリス海軍で英海峡での哨戒任務が与えられました。

それとほぼ同時にフランスに残された試作1号機はヴィシー政府海軍により地中海で哨戒任務が与えられました。
その後両機とも整備不良によりスクラップとされました。

実機諸元：
・エンジン：サルムソン 9Nd 空冷 175馬力
・最大速度： 190ｋm/h
・航続距離：400km
・自重：760kg
・全備重量：1,140kg
・全幅：12.0m
・全長：8.25m
・乗員：2名

※メーカー都合により入荷予定月と実際の商品仕様が変更になる場合がございます。予めご了承ください。