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アリアン5（英語: Ariane 5）は、静止衛星軌道や低軌道などに人工衛星を打ち上げるために開発されたヨーロッパ（仏・独・伊・英等17ヶ国）の使い捨て型ロケットです。製造はヨーロッパで行い、赤道近くの仏領ギアナの宇宙センターから打ち上げられます。

アリアン5はアリアン4の成功を受けて開発されたロケットで、ほぼすべての要素が新規開発です。開発には10年の歳月と70億ユーロの費用が投じられ、当初は再利用型の有人宇宙往還機エルメスを打ち上げるための大きなペイロードを持つロケットとして計画でしたが、後にエルメスは計画がキャンセルされ、現在は無人の人工衛星の打ち上げ、特にその大きなペイロードを生かした商用静止衛星の2機同時打ち上げ（デュアルローンチ）に特化しています。現在開発も含め停滞状態ですが2016年頃より本格活動が予定されています。

直径5.4m 全高59m 液体燃料2弾ロケット・固体燃料ブースター×2　総重量777トン　打ち上げ能力：低軌道21トン・静止衛星軌道7トン

■模型要目

スケール: 1/125

パーツ数: 35

全幅: 150mm

全高: 460mm