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シンクロプター（交差反転式ローター）は、2つの回転翼が互いに交差した状態で反対方向に回転することにより反動トルクを相殺するヘリコプターの一形式です。

この形式はメインローターを回す反動として発生するトルクを打ち消し合うのでテールローターが不要で出力の無駄が少なく、二重反転式やタンデム式等の2ローター形式に比べても整備性や飛行バランスに優れているとされています。

1945年に設立されたカマン社は交差反転式ローターを持つHTK-1（1962年以降TH-43Eと改称）を設計し、1947年に初飛行したHTK-1は米海軍に採用され29機の発注を受けました。

1950年になるとHTK-1を大型化したHUK-1（1962年以降UH-43Cと改称）を海軍が、HOK-1（1962年以降OH-43Dと改称）を海兵隊がそれぞれ採用しました。

・80ページ
・ソフトカバー
・テキスト：英語
・判型：21.6cm x 27.95cm
・写真：白黒174枚、カラー8枚
・イラスト：51枚
・ワッペン画像：15枚
・解説：トミー・トーマソン & スティーブ・ギンター

※メーカー都合により入荷予定月と実際の商品仕様が変更になる場合がございます。予めご了承ください。