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グランプリ・シーンに特化した“Racing Pictorial Series by HIRO”の第49弾は、前号に引き続いて1972年にフォーカス。

JPSカラーに衣替えした改良型タイプ72D駆るエマーソン・フィッティパルディを迎え撃つ筆頭は、前年王者ジャッキー・スチュワートとタイレル。

彼らを始めとするライバル達の闘いぶりを振り返ります。

前号のパート1では、ロータス、マクラーレン、サーティース、BRM、マトラ、テクノの各チームを収録致しましたので、今号パート２では、タイレル、フェラーリ、マーチ、ブラバム、ポリトーイズ（ウィリアムズ）、アイフェラント、コンニューの各チームを収録致します。

タイレルに関しては、既刊で特集しておりますが、未使用の写真を織り交ぜながら、シーズン全体が俯瞰できるようダイジェスト的にまとめました。

他のチーム、マシーンに関する写真は、パイロット・シリーズ既刊に収めたロニー・ピーターソンのSTPマーチ以外は、全て当シリーズ初出のものとなります。

今回も細部の構造が解りやすいモノクロのディテール写真が多く、各チーム共に模型づくりの資料性の観点から充実した内容となる予定です。

エマーソンの勢いを食い止めようと追いすがるスチュワートとセヴェール、彼らが駆る新型タイレル005と006、そして速さでは折り紙付きのジャッキー・イクスを擁し、安定感を欠きながらも魅力的なデヴェロップメントを見せつけるフェラーリ312B2など、見どころは尽きません。

1972年グランプリのパート２も、是非ジョー・ホンダ渾身の写真でお楽しみください！