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タトラ T57はチェコスロバキアのタトラによって1932年から製造された、「ハディムルシュカ」（素早い小さなトカゲの意味）の愛称で広く知られる、全モデルが中央の構造管中にドライブシャフトが入った背骨型シャーシを持つ2ドアコンパクトカーです。

前モデルのタトラ T12同様に流線型のフロントのスタイリングを持ち、排気量1155cc、出力18hp、フォーク角180°のオーバーヘッドファン冷却式4気筒V型エンジンを搭載した本車は、1931年に導入されました。

タトラT57は1936年にオープンフロントグリルのデザインを変更し、エンジン出力が20hpに増大した57Aへ、1938年にはエンジン排気量が1,256ccに拡大され、出力が25hpに向上した57Bへとモデルチェンジしました。

軍用の57Kは1941年に導入されると、1945年までに5千台以上が製造されました。

タトラは第二次世界大戦終結後も57Kは1947年まで、57Bは1949年まで生産しました。

・48ページ
・ハードカバー
・テキスト：英/チェコ語
・40枚カラー写真と48枚白黒写真

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