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FH-1 ファントムはアメリカのマクダネル社で開発され米海軍や海兵隊で運用された、世界初の実用ジェット艦上戦闘機です。
第二次世界大戦ではドイツやイギリスは性能面で限界を見え始めていたレシプロエンジン搭載機に代わるジェットエンジンを搭載した軍用機の開発を進めており、ジェット戦闘機を装備・運用することを検討していた米海軍も、1943年に新興航空機メーカーであるマクドネル社へジェット艦上戦闘機の試作発注を行いました。
試作初号機は1945年にウェスティングハウスX19B-2Bジェットエンジン1基のみを装備して初飛行し、翌年1946年にはアメリカのジェット戦闘機として初めて、航空母艦「フランクリン・D・ルーズベルト」での運用試験に成功しました。
1947年1月よりウェスティングハウスJ30-WE-20エンジンを搭載した量産機の製造が開始され、同年7月にはアメリカ海軍に配備、その後アメリカ海兵隊でも使用されました。

・64ページ
・ソフトカバー
・テキスト：英語
・判型：21.6cm x 27.95cm
・写真：白黒159枚以上、カラー4枚・イラスト25枚
・解説：スティーブ・ギンター

ギンターブックスは主に第二次世界大戦以降に開発された機体や飛行隊の歴史に関する書籍を多数刊行している出版社です。
模型製作の際の資料として、また読み物としてもオススメの書籍です。

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