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XB-48はアメリカのマーチン社が開発した試作ジェット爆撃機です。
1944年にアメリカ陸軍航空軍は航空機メーカー各社に「重量80,000ポンドから200,000ポンドまでの中型爆撃機」の開発要求を提示し、この要求に対しマーチン社はXB-48を開発しました。
本機は基本的には直線翼の中型双発レシプロ爆撃機の左右のエンジンを、ゴンドラ構造の3基のジェットエンジンに換装したと言える機体で、1947年に初飛行しました。
3基のエンジンの間には流入する空気の流れによって推進力を増やすためのスリット状の空洞を設けるといった複雑な構造を採用することで風洞実験時には高い効果を示しましたが、XB-48は制式採用に至らずに試作機2機が製造されたのみとなりました。

・48ページ
・ソフトカバー
・テキスト：英語
・判型：21.6cm x 27.95cm
・写真：白黒96枚、カラー3枚
・イラスト26枚
・解説：スティーブ・ギンター

ギンターブックスは主に第二次世界大戦以降に開発された機体や飛行隊の歴史に関する書籍を多数刊行している出版社です。
模型製作の際の資料として、また読み物としてもオススメの書籍です。

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