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前作　品番MTUAFV-122　Ｔ-90ＭＳとの違いですが、ＭＳは主にエジプトやシリアなど貿易国相手の輸出仕様で所謂モンキーモデルという車両で、Ｔ-90Ｍは更に射撃統制電子制御システムやエンジン出力向上、新開発砲塔の採用により、防御力強化など最新の技術を投入して開発された国内モデルです。
昨今ニュースでウクライナ戦にて本車が投入され、ほぼ無傷で鹵獲されたことでも話題になったばかりですが、その2022年仕様でモデル化しました。

3DCADでモデリングし、3Ｄプリンターで出力したUV硬化レジン製デジタルキットとなります。
当方では初のフルデジタルキットで、サポートと呼ばれるキット部品周りに取りついた枝のような部材をニッパーで丁寧に切り取り、320～400番程度の紙やすりで表面を磨いてからプライマーで表面処理して塗装すると良いです。
サポート材の除去に手間暇かかりますので上級者向けとなります。
Ｔ-90Ｍ（本品）は息子が原型モデリング担当し、HIMARSは私がモデリングして息子に3Dプリンターで出力してもらいました。
どちらのキットもこのスケールで代表的なものがないので、先日私たちが参加したワンダーフェスティバルでは好評でした。

時代の流れとともに私たちのところでも今後はデジタルモデリングしたキットもラインナップが増えてくるかと思いますが、まだレジンキットのほうが作りやすいと仰るお客様からのご意見もありまして、レジンとデジタルでの良い部分の使いまわして当方独自の癖のある楽しいキット化開発目指していきます。

（マツオカステン より）