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伝説の軍艦ヴァーサを再現！

スウェーデン国王グスタフ・アドルフII世の命令によって建造された戦艦。
1628年8月10日、処女航海に出航した直後に沈没した悲劇の帆船。
その後、328年たって海中から引き上げられ、当時の帆船を知る貴重な遺産として、
現在はストックホルムのヴァーサ博物館で保存されています。

キットは2011年開発の新キット!
幅が細く高さがあるため、やはり不安定だったのかと思わされます。
60門以上ある小さな大砲を並べることから組み立ては始まります。
船体後部の人形の像もディテールで再現。塗り分けはじっくり手間をかける必要があります。
他の木製キットの作例などではブルーを基調とした塗装が多いようですが、
キットの指定は新解釈のレッドを基調としています。
シュラウドはプラスチックパーツですが、一部の滑車はパーツ化してあり、
リギングも細かく指定してあります。
リギング用の糸は入ってますが、念のため十分な量を別途用意することをお勧めします。
バキュームフォームの帆は、他のパーツに押されて凹みがある場合があります。
これくらいのキットを製作するモデラーなら、自分でなんとかするか、
帆は取り付けないバージョンで組み立てるのもありでしょう。
大砲、装飾、リギングと（良い意味で）手間がかる、じっくり取り組みたいキットです。

レベルサイトから、組み立て説明書PDFがダウンロード できます。