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Ⅱ号戦車は第二次世界大戦にドイツで生産・運用された軽戦車で、F型はA～C型の装甲を強化し生産性の向上を図ったタイプです。
F型は標準型Ⅱ号戦車としては最終生産型で、1941年3月から1942年12月にかけて524輌が生産されました。
ドイツは1941年以降も機甲師団の大幅な拡張を続けたものの、主力となるはずのⅢ/Ⅳ号戦車の生産数が思うように増えなかったため、価格や生産時間でメリットのあるⅡ号戦車をそれらの充足用として生産しました。
F型では基本装甲が全体的に増厚され砲塔にはキューポラを装着、戦闘室前面には操縦手用バイザーの隣に外見をバイザーに似せたカバーが装着されるなど、実戦で得た戦訓を基にした改良が施されていました。
1942年にはⅡ号戦車A～C各型に続きF型も北アフリカに配備され始め、同年11月にチュニジアに派遣された第10機甲師団もF型を装備していました。

●エッチングとデカール付属
●サスペンションと履帯は可動
●砲塔内部のインテリアパーツ付属

ゲッコー・モデルより発売　インジェクションキット

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