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メッサーシュミットBf109に戦闘機の座を奪われたハインケルHe112に続いて、
最速の戦闘機を目指して独自に開発がすすめられたのが He100です。
1939年に He100V-8 が世界記録 746.606km/h を達成しましたが、
同年、メッサーシュミット Bf209V-1 によってこの記録は破られ、
ハインケル社には速度記録に挑戦しないよう指示が出されました。
He100は、プロトタイプ3機と量産型12機が製造され、
そのうち日本が3機、ソビエトが5機購入しました。

速度を目指した機体のとおり、武装もない美しいフォルムが特徴です。
キットもシンプルな内容で、レジンパーツは排気管と照準機のみ
エッチングパーツはシートベルトを中心に少ない構成です。
日本機版は全面灰緑色に日の丸デカールのみの、シンプルなカラーリング指定です。