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ファルツ D.XII は1918年に登場した機体で、フロントのラジエターと角ばった主翼が特徴で、

連合国からは有名なフォッカー D.VIIに良く間違えられました。

もちろん、ドイツ軍のパイロットにはそのような混乱はありませんでした。

ファルツ D.XII は、本質的には SPAD風の低い抗力の翼を持つファルツD.III, D.IIIa を、

ニューポール風の一半葉機の翼にし、ラジエターを翼から機首に移動したものです。

生産は1918年3月に始まりましたが、ラジエターの問題によって前線に送られたのは7月になりました。

水平飛行の速さでは フォッカー D.VII と同等、降下速度はフォッカーを超えてましたが、

3000m以上に上昇が出来ず、戦闘中の機動力も劣っていました。

1918年の半ばに、BMW IIIaエンジンを積んだファルツ D.XII が

同じエンジンを持つフォッカー D.VII と戦闘競技を行い有利な結果になりましたが、

実際にこのエンジンを積み戦場で戦ったファルツ D.XII は極わずかでした。

キットは5種類のマーキングから選べます。

翼のローゼンジパターンデカールは、あらかじめパーツの形に印刷してあり作りやすくなってます!

高精度なモールドが施されたパーツにシートベルト等のエッチング。

デカールはカルトグラフ製でバリエーションあり。

資料解説も含んだ取扱説明書付と豪華満載のキットにしあがっております。

全長:20.4cm 全幅28.2cm

プラスチックパーツ数 150

エッチングパーツ数 7

マーキングは、下の6種類です。

・Pfalz D.XII 1394/18, Jasta 77b, July(?) 1918

・Pfalz D.XII 1445/18, Jasta 49, 1918

・Pfalz D.XII 2454/18 “KI”, Jasta 32b(?), 1918

・Pfalz D.XII 2454/18 ‘KI’, Jasta32b(?), 1918 (optional scheme)

・Pfalz D.XII 2486/18, Paul Vogel, Jasta 23b, September 1918 (1 victory)

・Pfalz D.XII 2600/18, Late 1918