Be the first to review “1/35 イスラエル 戦車 ショット・カル アレフ 1973”
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¥6,500
在庫状況: 在庫有り
本キットは、イスラエル軍がセンチュリオンを近代化改修して、第四次中東戦争で運用した戦車「ショット カル アレフ」を再現しています。
[概要]
イスラエルが戦後第一世代戦車として期待をして導入したイギリスのセンチュリオンでしたが、ゴラン高原におけるシリアとの実戦に投入した所、欧州での作戦行動を前提に開発されたセンチュリオンでは、中東での運用に適していないことが判明しました。
主砲の20ポンド砲は遠距離での散布界が広く、欧州に比べて視界の開けた砂漠で遠距離砲戦を基本とするイスラエル国防軍戦車部隊では、遠距離での命中率低下は致命的な欠陥となりました。
エンジンもセンチュリオンが搭載しているロールス・ロイス製のミーティア・エンジンは、航空機用のマーリン・エンジンを改良したガソリンエンジンの為に、引火爆発の危険性が高く、燃費も悪かった為に長時間の機動作戦に向かず、ブレーキやトランスミッション等の機関部も砂漠の急勾配な砂丘を何度も越えると、トランスミッションやブレーキが焼き付いたり、エンジンのエアフィルターに砂が詰まりオーバーヒートを起こす等、信頼性に欠くものでした。
イスラエルは中東には適さないセンチュリオンを多数買い取っている上に、資金不足であった為にセンチュリオンを改修して使うことになり、センチュリオンを改修した車輛として「ショット」が誕生します。
「ショット」は主砲の20ポンド砲から新型のL7 105mm戦車砲に換装、この戦車砲は遠距離でも極端な散布界の拡大が無く、良好な装甲貫徹能力を備えていました。
その後、第三次中東戦争に参加しイスラエル軍保有のスーパーシャーマンやM48パットンと共に活躍しました。
第三次中東戦争の結果を受けて外交的に不利な立場になり、イスラエルへの武器禁輸の影響で「ショット」の第二次改修を行いました。
第二次改修ではエンジンをアメリカ製コンチネンタルAVDS-1790-2Aディーゼルエンジンに換装、変速機をアメリカ製アリソンCD850-6に換装して、「ショット・カル アレフ」となります。
第4次中東戦争等にも参加しています。
※メーカー都合により入荷予定月と実際の商品仕様が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
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