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ウクライナのミクロミルより完全新金型キットの 1/35 CSS デイヴィッド 水雷艇が発売
デイヴィッドはアメリカの南北戦争中に開発され、南部海軍が使った蒸気船です。
バラストタンクに取水することで戦闘時には司令塔と煙突のみが水面から出る半潜水艇であるデイヴィッドは、併せて無煙炭を燃料に使うことにより潜水艦のように発見されにくかったため、夜間攻撃の際は有利な船型をもっていました。
サウスカロライナ州のチャールストン港海上封鎖に苦しんでいたCSN（連合国海軍）は、1863年10月にウィリアムT.グラッセル中尉が指揮するデイヴィッドで封鎖に参加していた合衆国海軍の装甲艦 USS ニューアイアンサイドに対し艦首に取り付けられた外装水雷で攻撃し、軽微な損害を与えることに成功しました。
デイヴィッドは翌年の3月には北エディスト川でUSS メンフィスを、4月にはスクリューフリゲート艦 USS ワバッシュを攻撃しました。

このインジェクションプラスチックキットは完成時に全長約435mmとなります。

実艦諸元：
・乗員：4名
・全長：15m
・全幅：1.8m
・吃水：1.5m
・武装：61kg外装水雷 x 1