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バトルオブブリテン終了後の1941年夏にドーバー海峡に現れたドイツの新鋭機Fw-190Aは当時の英空軍主力機スピットファイアMk.Vを凌駕していたため、Mk.Vをベースに新型マリーンエンジンに換装、細部を強化した急造タイプがスピットファイアMk.IXcでした。

エンジン換装に伴い、４枚プロペラの採用、排気管の変更、機首の延長、冷却器の大型化などが大きな変更点でした。

Mk.V改造型が混じっていた初期型に対し後期型はラダー、エレベーターを大型化、ジャイロ付き照準器等が装備され英軍の勝利に大きく貢献した傑作機となり、戦後もフランス軍をはじめ各国で長く第一線に留まりました。

キットは新規金型。

バリエーション重視のいたずらに細かい分割にするのではなく、シンプルかつ精密な構成となってます。

主翼は武装部分も一体化。垂直尾翼とエンジンカウル、キャノピーの開閉が選択式となります。

エンジン本体は入っていません。排気管と機銃はスライド金型で穴があいてます。

6種類のデカール、キャノピーマスクシート、カラーフォトエッチングパーツがセットされた

エデュアルドの定番Profipackです。

マーキング

・MH712 第302戦隊 WX◎D 1944年夏～秋

・ML296 第312戦隊 DU◎N 1944年8月後半

・MJ586 第602戦隊 LO◎D 1944年7月7日

・MJ250 第601戦隊 UF◎Q 1944年夏

・ML135 第401戦隊 YO◎D 1944年6月7日

・ML135 第401戦隊 YO◎D 1944年7月1日

エデュアルドサイトから組立て説明書PDFがダウンロードできます（約13.4メガバイト）。