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スウェーデン初の超音速飛行機 A32A ランセンの1/48スケールプラキットがTarangus社より登場します。

詳しくは こちらのページ をご覧下さい。

【機体解説】

スェーデン航空省が1946年に検討開始し、1948年サーブ社に試作機を発注、1952年に初飛行した複座攻撃機がランセン（槍の意）でした。

1953年に生産開始、1955年（昭和30年）よりA-32Aの名で量産機の引き渡しが開始されました。

エンジンは英国RR製エイボン100シリーズを国産化したRM5A（推力3,600kg、アフタバーナー作動時4,500kg）を装備した

全天候複座攻撃機で、急降下でマッハ1を超えることができました。

主翼は後退角35度、エアインテイクは胴体側面、胴体後部と下面に4枚のエアブレーキを持ち、

機首下面に20mm機関砲4門と強力な電子装備を集中させています。

武装は機関砲のほかに主翼下面のパイロンに18cmロケット弾12発、または13.5cmロケット弾24発、

または600kg爆弾2発、500kg爆弾3発、250kg爆弾4発などを交換装備し、

対船装備としては空対艦ホーミングミサイル2発を搭載しました。

1958年までに260機が生産され、ビゲンにその任を譲った1970年代まで使用されました。

派生型として各部を改良、より強力なエンジンを搭載、機関砲を30mmアデンに積み替えた

複座全天候迎撃型J32Bが1960年までに150機生産、その他に偵察型が30機生産されました。

キットは全長約30cm。

シンプルなデザインなので本体は左右貼り合わせです。

動翼部分は主翼・尾翼とも一体化になっています。パイロンはありますが、爆弾などのパーツは入ってません。

コクピットシートはレジン製。発色の良いデカールが入ってます。