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ウクライナのドラウィングスから完全新金型の1/48 ヴァルティ ヴァンガード Mk.Ⅰ/J10が発売
キットには塗装マスクシール、エッチングパーツと4種デカール(スウェーデン軍向け(J10)量産型1号機、イギリス軍向け(Mk.Ⅰ)量産型2号機、スウェーデン軍架空マーキング x 2)が付属しています。
完成時には全長約180mm、全幅約229mmとなります。

ヴァンガードはアメリカのヴァルティが第二次世界大戦直前に開発・製造した輸出向け単座戦闘機です。
社内名称は「V-48」で、空気抵抗軽減を狙い液冷エンジン搭載機のように絞り込んだ機首を持つ試作1号機は1939年9月に初飛行しました。
機首を通常形態に戻した社内名称「V-48C」をスウェーデン軍が「J10」として144機を発注しましたが、受注分の生産終了直後の1941年に制定されたレンドリース法によりスウェーデンに輸出することが禁止されてしまいました。
そのため米軍は約50機を「P-66」として戦闘練習飛行隊に配備し、残りの約100機をイギリス経由でカナダにヴァンガードの愛称でレンドリース機として供与することとなりました。
本機は1942年2月の退役により中華民国空軍に供与されることになりましたが、その多くが輸送途中の事故や訓練中に失われ、実際に国民革命軍が受領した機体は少数でした。
実戦配備された機体は日本軍の機体とも戦火を交えましたが、大半の機体が駐機中に日本軍の空襲で失われたこともあり大きな戦果は上げられずそのまま退役しました。

※メーカー都合により入荷予定月と実際の商品仕様が変更になる場合がございます。予めご了承ください。