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戦艦 コンテ・ディ・カブールはイタリア王国海軍が第一次世界大戦中に竣工した弩級戦艦です。
1915年の就役時には全長は176.9m、排水量は25,086トン(常備)でした。
1933年から1937年までの近代化改修で、艦首を約10m延ばし全長は186.39mに、機関は水管缶20基/タービン3基から焼水管缶8基/ギヤード・タービン2基に改造され、排水量が29,100トン(常備)に増加したにもかかわらず、最大速度が21.5ノットから28ノットとなりました。
また改修後の武装は32cm3連装砲2基 + 同連装砲2基、12cm連装速射砲6基、100mm連装高角砲4基、37mm連装機関砲4基、13.2mm連装機銃6基となりました。
第二次世界大戦初期には英艦隊と砲火を交えましたが、1940年に英国艦隊のタラント空襲により大破・着底し、翌年に引き揚げられました。
本艦はトリエステ港で修理される予定でしたが、1943年にイタリア王国が降伏したため休戦後にドイツ軍に接収されました。
コンテ・ディ・カブールは1945年に米軍機の攻撃を受け転覆沈没すると放棄され、戦後の1948年に解体処理されました。

今回フルハルタイプと洋上モデル(本品)の2種が同時にリリースされます。
それぞれのキットにはレジン製パーツと3Dプリンター製パーツ、金属製砲身パーツ(2種)、エッチングパーツとイタリア海軍旗デカールが付属しています。
完成時には全長約266mmとなります。

中国のトライアンフモデルより発売　フルレジンキット

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