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※こちらの製品は「091型」と「092型」二隻分のキットが入っています。

製品内容は:
091型と092型各1キットとデカール1枚がセットされています。

キット完成時:
091型全長約14cm
092型全長約17cm

中国人民解放軍は1950年代後期から原子力潜水艦開発を進めて、091型1番艦「長征1号」が1974年に完成しました。
その後、4隻の同型艦も1980年代に就役しています。
船体は涙滴型、複殻式構造となっており、搭載する魚雷本数を減らさずに対艦ミサイルを搭載できる垂直発射管を当初装備していると見られていましたが、実際は魚雷発射管から水平発射する形がとられていました。
また、航行時の騒音が問題となり3番艦以降は船体を8ｍ延長して対策がとられています。
主機に加圧水型原子炉ターボ・エレクトリック方式が採用されていますが、陸上用の加圧水型原子炉を潜水艦用に十分な研究なしに搭載した為、構造的欠陥から放射能漏れが頻発した様です。
1970年代後半に、弾道ミサイル原潜の整備が計画され、建造されたのが091型の艦体を延長して、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載した092型「長征6号級」(NATOコードネームは夏級)です。
092型は1隻が建造されて北海艦隊に所属しているようです。
本型は潜水艦発射弾道ミサイル発射筒12基を装備して、潜航状態で発射可能となっています。

【091型原子力潜水艦】
091型 性能諸元
排水量:4,500t-水中5,500ｔ
全長:98m
幅:10m
主機:加圧水型軽水炉1基
蒸気タービン2基
速力:浮上時12ノット/潜航時25ノット
潜航深度:300m
乗員:75人
兵装:
533mm魚雷発射管6門
C-801 対艦ミサイル
機雷36機

【092型原子力潜水艦】
092型 性能諸元
排水量:6,500t-水中7,000t
全長:120m
幅:10m
主機:加圧水型原子炉2基
蒸気タービン2基
速力:浮上時20ノット/潜航時22ノット
潜航深度:300m
乗員:100名
兵装:
533mm魚雷発射管6門
JL-1A SLBM12基

※メーカー都合により入荷予定月と実際の商品仕様が変更になる場合がございます。予めご了承ください。