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ロワール210はロワール社が1933年頃から艦艇のカタパルトから射出可能な水上戦闘機として開発を始め、1935年3月に初飛行したフランスの水上戦闘機です。
胴体の構造は先に開発されたガル翼式の高翼単葉機ロワール46を踏襲しましたが、艦船に収納するため主翼は新設計の折り畳み可能な低翼に変更しました。
カタパルトからの発射試験の結果は良好で、海軍による審査の結果1937年3月に20機が発注されました。
1939年8月から運用が開始されましたが、わずか3ヶ月後に主翼の構造的欠陥が原因とされる事故で5機が喪失、その結果残った機体は地上保管された後に運用中止となりました。

キットにはエッチングパーツ、ホワイトメタルパーツ、計器盤用透明フィルムと2種類のデカールが付属しています。
SBSモデルのフルレジンキットはインジェクションでは再現の難しい繊細なディテールのパーツを、作り易さを最優先して極力パーツ数をコンパクトにまとめた、メーカーがモデラーの目線に立って生まれたキットです。

諸元： 全長:9.51 m 翼幅:11.79 m 全高:3.8 m
エンジン: イスパノ・スイザ 9Vbs空冷星形
エンジン(720馬力) 最高速度:315 km/h
武装:7.5 mm ダルヌ機銃 2門

ハンガリーのSBSモデルより発売
1/72スケールフルレジンキット

※メーカー都合により入荷予定月と実際の商品仕様が変更になる場合がございます。予めご了承ください。