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ウクライナのAモデルより発売

スパッドS.A.2は1915年製のフランスの戦闘・偵察機で、スパッド初の生産機でした。

S.A.2はオーソドックスな牽引式の機体でしたが、プロペラの前方に「説教壇」と呼ばれ可動式ルイス機関銃が装着された銃手兼偵察員用ナセルが取り付けられていました。

偵察員は前方に対して射界と視界を得ることができましたが、一方でパイロットの視界を著しく妨げパイロットと偵察員の連絡をほとんど不可能にし、しかも偵察員はすぐ後方に回転するプロペラを背負う危険に常にさらされることになりました。

約100機が生産され、フランス軍とロシア軍で運用されました。

この機体の設計の一部は後の傑作戦闘機スパッドⅦにも引き継がれました。

このインジェクションプラスチックキットは完成時には全長約102mm、全幅約133mmとなります。

キットには2種類のロシア軍デカールが付属しています。