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ミクロミルから完全新金型1/72 デ・ハビランド DH108 スワロー インジェクションプラスチックキットが発売
DH108はイギリスによる高速飛行と後退翼特性の研究のために、デ・ハビランド ヴァンパイアの胴体に後退翼と垂直尾翼をつけた無尾翼試験機です。
エンジンにデ・ハビランド ゴブリン遠心式ターボジェットを搭載した本機は、試験飛行中に複数のパイロットが死亡するなどの事故を乗り越え音速を突破するという成果を挙げました。
低速域での操縦性をテストするため作られた1号機のTG283と、1号機の主翼先端に装備されたスピンパラシュートを取り除いた2号機のTG306は1946年に初飛行し、さらに1947年にはエンジンを強化するなどした3号機のVW120が初飛行し、翌年には音速を突破することに成功しました。
DH108は1950年まで亜音速から遷音速飛行の研究のための試験飛行を続けましたが、3機とも事故で失われました。

このキットには1号機TG283と2号機TG306のデカールと両機の特徴を再現するため2種類キャノピーと主翼先端のパーツ、塗装マスクシールが付属しています。
完成時には全幅約165mmとなります。

※メーカー都合により入荷予定月と実際の商品仕様が変更になる場合がございます。予めご了承ください。