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キットについて：
1/72のTSR-2未塗装組み立てキットです。
キットはエアフィックス製で、イギリス空軍仕様のマーキングが3種類封入さています。
アニメ「ストラトス フォー」に登場した「TSR.2MS」を再現する事も出来ます。
婦人補助空軍のフィギュアが3体付属します。
※本キットはエアフィックスから発売した「1/72 TSR-2」にパーツを追加して「1/72 TSR.MS」として発売したものです。
スリーブ仕様とし、フィギュア3体(3Dプリンター製・未塗装)を付属した限定版となります。

TSR-2：
1956年、イギリス空軍は全天候性能を持ち、不整地での短距離離着陸が可能で、低空を超音速で飛行し、核兵器の搭載ができる爆撃機の開発という過大ともいえる要求を出しました。
イギリス航空機メーカー各社が設計案を出す中で、最終的にヴィッカース社とイングリッシュ・エレクトリック社の合同計画案が採用され、1957年に開発が始まります。
しかし開発は難航し、数々の新素材・新技術を用いた結果、爆撃機の開発費は当初の予算を超えてしまいました。
それでも1964年に初飛行に漕ぎ着け、飛行試験を行うと良好な結果が得られました。
ところが予算の超過を非難していた政党が政権についたことで状況は一変し、1965年に開発は中止され、試作機の飛行も禁止されてしまいました。

婦人補助空軍(WAAF)：
第二次世界大戦開戦直前の1939年6月に設立された組織です。
実戦闘任務以外の様々な任務に充てられ、主に阻塞気球部隊や気象部隊、レーダー部隊などに配置されました。
1949年2月に王立婦人空軍(WRAF)として再編され1994年まで存続しました。

※キットにスピットファイアやベースは付属しません。

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