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EBR-ETT（Engin Blinde de Reconnaissance、Engin Transport de Troupes=装甲偵察車・装甲兵員輸送車の意）は、パナールが開発・製造した装甲兵員輸送車です。
EBR-ETTはEBR-75偵察戦闘車の派生型で、EBR-75の砲塔を撤去して嵩上げした車体後部を兵員室とした車両です。
エンジンや駆動系の配置は偵察戦闘車型と同一ですが、拡張された兵員室内には2基のベンチシートが設けられており、搭乗兵員は6名ずつ背中合わせに外側を向く状態で乗車し、乗降は兵員室の後面の観音開きのドアから行うようになっていました。
また原型となったEBR戦闘偵察車と同様に後方操縦席もそのまま備えられ、非常時には後方に全速力で走行することが可能でした。
車体の中央部には7.5mm機関銃を装備したCAFL 38機関銃塔が搭載されています。
フランス軍では採用されませんでしたが、ポルトガル軍は28台を装備し1960年代に活発化したアンゴラやモザンビークの独立戦争に投入されています。

このインジェクションキットにはエッチングパーツと複種類のデカールが付属しています。

ウクライナのエースより発売

※メーカー都合により入荷予定月と実際の商品仕様が変更になる場合がございます。予めご了承ください。