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Ⅳ号駆逐戦車（Jagdpanzer Ⅳ）は第二次世界大戦中にドイツがⅣ号戦車をベースに開発した駆逐戦車で、制式番号はSd.Kfz.162です。
第二次世界大戦中期以降はⅢ号戦車をベースに長砲身の7.5cm砲を装備したⅢ号突撃砲長砲身型が強力な主砲と低い車高を活かして対戦車戦闘において大きな戦果を挙げ、不足する戦車を補う対戦車戦力として重要な役割を果たすようになっていました。
このためドイツ陸軍兵器局は1942年9月にⅣ号戦車をベースに背の低い密閉式戦闘室を設け、対戦車砲を限定旋回式に装備する車両を「Ⅳ号駆逐戦車」の名称で生産することを計画しました。
当時Ⅳ号戦車の生産を行っていたフォマーク社が開発を命じられ、同年10月に試作車が完成しました。
試作車には7.5cm L/70砲を搭載する予定でしたが、7.5cm L/70砲はパンターへの供給が優先されたため試作車であるO型にはⅣ号戦車と同じ7.5cm L/48砲が搭載されました。
48口径7.5cm砲搭載型は1944年から生産が開始され、同年11月までに804両が生産されました。
本車は1944年3月から機甲師団や機甲擲弾兵師団の戦車猟兵大隊に交付され、1944年11月のラインの守り作戦の際に投入されるなどしました。

キットにはエッチングパーツとリンク・アンド・レングス方式の履帯が付属しています。

ウクライナのユニモデルより発売　1/72スケールインジェクションキット

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