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SB 800RS「クルト」800kg反跳爆弾は、英軍がチャスタイズ作戦で使用したアップキープ爆弾をドイツ軍が分析し開発した、航空機から投下される球形の反跳爆弾です。
この爆弾は艦船や発電所、水門や港などを攻撃するために、水切りのように爆弾が水面を跳ねることで高い命中率を維持しながら射程を延伸し、魚雷防御網を飛び越えて水中で爆発するように設計されました。
この球形爆弾の有効射程は約400メートルと計算されていましたが、さらに航続距離を4,000メートルに延ばすために10°角のフィンが付いたロケット推進ユニットが取り付けられました。
1943年からドイツ空軍研究センターで研究が開始されましたが、英軍のアップキープ爆弾とは異なり投下前の爆弾にバックスピンをかけなかったため試験はうまくいかず、実戦で使用される事無く1944年に計画は破棄されました。

チェコのコラモデルスより発売
レジン製アクセサリーパーツ

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