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F4D スカイレイはアメリカで開発され1950年代に米海軍で運用された艦上戦闘機で、1962年の命名法則の改正によりF-6 スカイレイとなりました。
本機は丸みを帯びた主翼を持つ無尾翼のデルタ翼戦闘機で、J35エンジンを搭載した試作機は1951年に初飛行しました。
超音速戦闘機F-100と同系統のエンジンであるP&W J57-P-2エンジンを搭載した量産型のF4D-1は1956年から部隊配備が開始されました。
本機は速度性能や上昇能力、高高度性能など迎撃機としての能力は極めて優秀且つ海軍の要求仕様を満たしていたものの、その後のアメリカの核戦略の変更により艦上戦闘機に求められる迎撃機としての速度と上昇力よりも搭載量と航続力、多用途性が重要視されることとなり本機は50年代末期から徐々に第一線を退き、1964年に退役しました。

・256ページ
・ソフトカバー
・テキスト：英語
・判型：21.6cm x 27.95cm
・写真：カラー86枚、白黒600枚以上
・イラスト22枚
・解説：ニコラス・M・ウイリアムズ

ギンターブックスは主に第二次世界大戦以降に開発された機体や飛行隊の歴史に関する書籍を多数刊行している出版社です。
模型製作の際の資料として、また読み物としてもオススメの書籍です。

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