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イギリスからの詳細な資料本「エアーフレームアルバム No.13 ハインケル He 162」発売

ハインケル He 162は第二次世界大戦末期にナチス・ドイツのハインケル社で開発・製造された単発単座ジェット戦闘機です。

愛称の「フォルクスイェーガー」はドイツ語で「国民戦闘機」を意味し、これはドイツ航空省により同機に付けられた制式名称です。

また国民戦闘機計画内ではコードネーム「ザラマンダー」、ハインケル社内では「シュパッツ(すずめ)」と呼ばれていました。

機体に木製部品を多用し、単発ジェットエンジンを背負式に装着していることが主な特徴です。

また実用軍用機ではHe219に次いで空気圧縮式の射出座席も装備されました。

この本は当時の図面、実際のフライトマニュアルやパーツカタログ等からのデータを掲載した素晴らしく詳細な資料本です。

カラープロフィールや迷彩、マーキング等の情報も満載です。

He 162のプラモデルキットやデカール、アクセサリーのリストも掲載されています。

スティーブ・エヴァンスによる1/48のタミヤキットの作例もあります。

著:リチャードA.フランクス

テキスト:英語

ソフトカバー、84ページ

サイズ:21cm x 29cm

実機性能諸元:

・乗員:1名・全長:9.05 m・全幅:7.2 m

・全高:2.6 m・最大離陸重量:2,800 kg

・エンジン:BMW 003E-1 または E-2

・最高速度:905 km/h

・航続距離:975 km

・武装:30mmMK 108機関砲×2

または 20mmMG 151/20機関砲×2